頚椎椎弓形成術

頚部脊柱管狭窄症に対する頚椎椎弓形成術が3例続きます.

これまではセラミックスペーサーとソフワイヤーによる椎弓形成を行っていましたが,

①より強固な固定

②骨癒合率の向上を目的にLaminoplasty Basket (AMMTEC, Tokyo, Japan) による椎弓形成

に変更しました.

固定するネジよりも下に本体があるため,棘突起を長めに確保する必要がありそうです.一方でこの手術適応となる患者さんは高齢の方も多く,中には棘突起の変形が強かったり,正中から棘突起がずれていることもまれではなく,完璧にやろうとすると考えることがたくさん出てきます.

横の穴は分割した棘突起の髄質骨となるべくきっちりと接するように...

皮質を貫くようにネジを挿入するため,失敗すると皮質骨が壊れてしまい2回目はより難しくなるかもとか...

頚椎椎弓形成術 = 脊髄前後の空間を確保する手術 + 可能な限りの筋肉温存

なんてシンプルに考えていた(実際はこれだけでにもたくさんのtipsがあり,とても奥が深い手術です) のが,

脊髄前後の空間を確保 + 筋肉温存 + 強固な固定の椎弓形成→側溝の早期骨癒合を期待

と考え方を変えないといけないようです.

頑張るぞ!

#手術

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